2021年12月19日日曜日

北海道のシャケ漁が不漁だそうな、村上の塩引きシャケは大丈夫かな。

今年も、黒潮の北上でシャケ漁は大打撃。ほとんど近海で獲れていないそうです。
てことは、年始の荒巻シャケは、外国からの輸入ものばっかりになるってことでしょう。
私の好物は、新潟県村上市特産の「塩引きシャケ」です。
市内の三面川(みおもてがわ)を遡上するシャケで作る発酵食品で、なんと平安時代から京の天皇へ献上されていました。実際、ものすごく美味しくて、荒巻シャケとは比べ物にならないほど、甘味があります。

現在も、三面川では漁が行われ、川べりの加工工場でシャケの身と筋子に取り分けられます。ここには直売所が合って、超新鮮な身と筋子を、破格の値段でゲットできます。

また、いよぼや会館というシャケの記念館まで設立されていて、川底のシャケを観察できます。実は、村上のシャケ漁は江戸時代から藩政によって、稚魚の養殖も始められていたのです。これは世界初の養殖技術といわれています。

せめて、村上の塩引きシャケだけは、減らないで欲しいな。
正月の酒が、シャケと美味しく楽しめますように!





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